23 September 2013

大阪エヴェッサティップオフパーティーでの東頭HCスピーチ。

東頭俊典HCのご挨拶をスマホで撮ってたので、折角なんで原文をupしてしまいます。


-----
ちょっと話長い人なんで、話をさせて下さい。
最初に、皆さん今日お集まり頂きありがとうございました。
また、ここまでくるのに大変なご心配をお掛けしたと思います。

昨年まで皆さんが心から応援してきてくれた選手たちと決別をして、スタッフも一新するという状況で、僕が7月に就任したときには石橋選手と僕しかいないという状況からのスタートでした。
7月16日から練習をして、仲村選手、石橋選手と僕の3人でここまできて、9月11日、ちょうど先週行われたチャレンジカップの3日前にですね、ここにいる全員が揃って、やっとチームとして始動することが出来て、今日こうやってみんなの前でご挨拶できる運びとなりました。

他のチームからはかなり遅れているんですけれども、揃ってきてくれた選手というのは大阪で何とか勝ちきりたいと、また自分を表現したいという選手が集まってくれたので、皆さんにいいバスケットが観られるようにチーム一丸となって頑張りたいと思います。

ここで併せてチームの今シーズンのテーマを発表させて頂きます。
今シーズンのテーマはRedeem(リディーム)、ちょっと耳慣れない言葉なんですけれども、このリディームという言葉は“もう一度確立する”“もう一回沽券(こけん)を取り戻す”とかそういった意味があります。

初代王者から三連覇して、そのあと優勝しきれないこのチームをもう一度王座に、王座奪回を目指すと、そういう覚悟、それが一点。
もう一つは自分も含めてなんですけれども、ここに揃った選手たちというのは、表現悪いですけれども、みんな曰く付きです。
昨年まぁキャプテン石橋選手、若い顔して40歳なんで、そこを筆頭に、選手としてかなりもう年齢がいっちゃってるじゃないかとか、そういう選手もいる。
あとは昨年なかなか思うようなプレイタイムを勝ち取れなかった選手もいます。

また、いいプレイが出来ていても優勝に一度も恵まれなかった選手、外国人の選手に関しても、海外で思うような活躍が出来なかった選手、もしくは国内で以前したことがあっても、昨年はなかなか優勝まで持って行けなかった、みんなが自分の力を証明したい。

僕自身もコーチとして、3年前日本代表の方でアシスタント(コーチ)をやらせて頂いて、16年ぶりにアジア大会でベスト4に入りました。
ただその翌年はアジア選手権で7位。
その次はWJBL、女子の世界で7位ということで、なかなか勝ちに恵まれず、もう一回自分の力を試してみたい、もう一回一からスタートを切りたい、ということでこの仕事を引き受けさせて頂きました。

みんなが、さっき菅原選手も言ってましたけれども、どんな逆境に立たされても絶対に勝つと、絶対に大阪にチャンピオンシップを持ち帰るという覚悟でここに臨んでますので、リディーム、もう一度自分を確立するという言葉、もう一度チームを確立する、そういう言葉がピッタリだと思います。

因みに皆さん“ショーシャンクの空に”って映画知ってます?
“ショーシャンクの空に”の英語の名前が“Shawshank Redemption”って言って、Redeemの名詞形なんですRedemptionって。
それを訳すと“ショーシャンクの救済”っていう意味なんです。

で、リディームは自分を勝ち取るというか、確立するという言葉の他に、救済するっていうような意味が込められているように僕はちょっと感じているんですけれども、もう一回この会社、色んなチーム、みんな、サポーターの皆様、ここに集まってくれたファンの皆様の思いを体現して、みんなのこれまでの頑張りを救済したいというような思いもリディームには込められています。

ですから本日、アナウンスが一週間くらい前だったでしょうか、なかなか中途半端な時間で、また3連休の最終日にも係わらず、こうして多くの方々が集まってくれたことを、本当に嬉しく思っています。

ちょっと長い挨拶で申し訳ないんですけれども、今シーズン戦う熱いチームを作りたいと思っていますので、熱いご声援の方を宜しくお願いします。

本日はどうもありがとうございました。
-----



ほとんど原文ままです。
せっかちそう&個性的な印象は受けましたが、誠実な方のように感じました。

少なくとも私は熱いチームを期待しています。
ワンプレイワンプレイに熱を感じることの出来るチームを期待していますので、東頭HCのことは好印象を持ちました。
選手たちが淡泊なようにも感じますが、チームとして熱く、コートサイドの我々までその熱が伝わってくるようなプレイを観れるのを、楽しみに開幕を待ちます♬

No comments:

Post a Comment